こんにちは。
世界の美術館を巡って「かえる」を鑑賞したい!蛙旅団です。
今回は、マコンデ美術館にカエル彫刻の展示がありましたので、紹介します。
マコンデ美術館とは
と、その前に「マコンデ」とは?
マコンデとは、アフリカ、タンザニアとモザンビークの国境地帯マコンデ高原に暮らすマコンデ部族のこと。
木彫りの伝統を持つことで有名。
主な木彫りのモチーフ
Wikipedia
ウジャマー・・・短い丸太に大勢の人(一族)を透かし彫りしたもの
シェタニ・・・さまざまな動作をしている精霊を彫ったもの
野生動物・・・ゾウ、サイ、キリン、カバ、ワニ、三猿など
人物・・・畑仕事や漁をする人、マサイ族の戦士など
マコンデ美術館とは
マコンデ美術館は、館長の水野恒男が20年かけて収集したマコンデ彫刻約2000点が展示されている、世界初のマコンデ彫刻専門美術館です。
開館当初(1984年)、美術館の所在地は名古屋でしたが、その後、1991年に、今の三重県に移転、珍しい美術館として人気が広がっています。
展示品の3分の2以上は来館者が手を触れて作品を鑑賞できます
マコンデ彫刻の木彫りの素材は黒檀が多く、率直な感想を申しますと、最初にこの展示を見たときは、台所に出現するあの黒い物体かと思い、ギョっしました。
が、たぶんこの配置は、カエルの背後に鳥の彫刻が置かれていることから、沼地などの情景を模しているのではないでしょうか?
日本のカエルデザインにはあまり見かけない、態勢を低くして、しかも色が黒ですので、少なからずカルチャーショックを受けたのでした。
ミュージアムショップでマコンデ彫刻のカエルをゲット!
館内を堪能したあとは、 ミュージアムショップへ。
マコンデ彫刻のカエルも販売されおり、数匹の中からいろいろ吟味してこの子に決めました。
ミュージアムショップのマコンデ彫刻は、オンラインショップでも購入が可能です。
(取材日:2000/9/7)
参考文献
地図&情報
マコンデ美術館
住所 :三重県伊勢市二見町松下1799-4
電話 :0596-42-1192
休館日:毎週火曜日
関連URL:マコンデ美術館サイト