こんにちは。
絶大なるかえる様の加護を信じている蛙旅団です。
これまでの「二見興玉神社」は…
「二見興玉(ふたみおきたま)神社」で二見蛙、満願蛙に出会い、蛙岩もガン見しました。
手水にてお清めもすみましたので、いよいよ拝殿にやってきました。
まさにその時!!!
蛙みくじ発見!
二見興玉神社の御祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)で、縁結び・夫婦円満・交通安全などにご利益があるそうです。
さて、参拝しようかなと、拝殿に参りましたら「蛙みくじ」なる、白蛙のかえる様が目に入りました。
「満願蛙様にお願いをしたので、よろしくお願いします。」とお詣りしようとしましたが、それどこではありません。
「蛙みくじ」?
なぜ大きく口を開けていらっしゃるのか?
口の中に何か入っていますね。
お、おみくじ!
かえるの口から手を入れて、おみくじを引ける、、、だとっ!!
そう、白蛙のかえる様は、腹中のおみくじを我々参拝者に授与するというお務めをされているのです。
「蛙みくじ」は初穂料200円(※2024年現在は300円)、「開運招福御守付おみくじ」が納められています。
ちなみに、2009年訪問時は、赤座布団に鎮座されていらっしゃいましたが、2000年に訪問したときは白布?の上にお座りでした。
「開運招福御守付おみくじ」とは?
かえるのお腹に入っている「開運招福御守付おみくじ」ですが、いったいどんなおみくじかといいますと、
これです。
このおみくじならば、皆様ごらんになったことがあるのではないでしょうか?
「二見興玉神社」で取り扱っている「開運招福御守付おみくじ」は、13体の縁起物がはいっており、そのひとつが「かえる」です。
かえるをヒキ当てる確率13分の1です。
「かえる」と運命的な出会いを果たすには、なかなか難易度が高めです。
いよいよお詣りします
いや~「二見興玉神社」、かえる好きの聖地とあって、なかなか先に進めませんでしたが、やっと拝殿にてご挨拶するところまできました。
あ!な、な、なんと!
拝殿の中にも、かえる様がおられるではないですか!
こちらは「福蛙」様とおっしゃられるようです。
「福蛙」様、お会いできて光栄です。
さて、拝殿のかえる様にもご挨拶したので、社務所に行きますか。
二見興玉神社のかえるのお守りは?
境内のいたるところにかえるがおります「二見興玉神社」の社務所を見てみましょう。
かえるのお守りあるかな?
もちろんありました!
蛙目かえる
社務所で取り扱っているかえるの置物は、持ち帰り用で境内には奉納できません。
さて、こげ茶色の「陶器蛙」は、色合いからして伊賀焼だと思われます。
現在、伊賀焼は、行平鍋や土鍋などの耐熱性の器が多く作られていますが、
その伊賀焼に使う「伊賀陶土」は、300万年~400万年前に堆積した古琵琶湖層といわれる地層から取れる、【蛙目(がえろめ)粘土】と【木節(きぶし)粘土】という、どちらも耐火度が高い特徴を持つ粘土を使用します。
蛙目粘土は、花崗岩が風化して生じた粘土で、中に石英粒が点々と残っており、雨が降ると粘土の表面が洗われ、石英粒が露出して蛙の目玉のように見えることから、蛙目粘土と呼ばれるようになりました。
かえる図の入った御朱印帳と御朱印あります
御朱印帳は2色で「日の出(赤)」と「満月(青)」です。
どちらも裏面にかえるがデザインされていて、なぜだか海面上に鎮座されております。
かえる図の入った御朱印は、明治・大正期に使用していた御朱印が近年復刻されました。
かえると輪注連縄の印・禊斎證印が押され、毎月23日(ふたみの日)のみ授与されます。
皆様、かえるに注目されているので、気づいていないかもしれませんが、
輪注連縄は、今までの画像にすでに写っています。
冒頭の「蛙みくじ」の横に置かれてますね。
ではまた来ます、ふたみの日に!
(取材日:2000/9/7、2009/7/9、2011/2/5、2019/3/23)
掲載情報
参考文献
地図と情報
二見興玉(ふたみおきたま)神社
住所 :三重県伊勢市二見町江575
電話 :0596-43-2020
休業日:年中無休
関連URL:二見興玉神社サイト|お伊勢参りは二見から 二見興玉神社